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よしみじいちゃんの作業日記


9月


進化する再生工房

その1

学校の体育館程もある工房の広い壁面には、窓はない。天井も高い。

壁は染め布や古いカレンダー等から切り取ったいいなーと思う絵や沖縄県の観光ポスターで飾り、

明るい雰囲気作りに努めている。

コンクリート打放しのグレーの壁に囲まれているので、まめに清掃してもなかなか清潔感が出てこない。

そこで、白いペンキで塗装した。

床面から高さ170センチ、壁の長さ延べ27メートル、塗装面積は約46平方メートル。

がらり明るく感じられるようになった。

工房に入ってきた時、工房に居る時、以前より居心地が良くなったと思う。

訪れる人もフレンドリーになれるだろう。


その2

再生工房から衣服のリユース市への入口に1メートル4方の表示板がある。

以前はチョークで書かれていた。

最近気がついたら見事な表示板に変身している。

使えなくなった衣服の布を切り張りした文字、子ども用のTシャツやワンピース等がいい具合に組み合わされている。

作製したスタッフの工夫と努力がうかがえる素敵な表示板になっている。

今ここにあるものを大切にしながら、再生工房が進化していくのが楽しみだ。

2014.9月中旬  よしみ


  

明るくなった再生工房です。





8月


な〜んだ、そうだったのか!


8月半ば、工房は暑い。

そこには、大きな立派な桐の洋服タンスが鎮座している。

誰かの嫁入りタンスだったのだろうか。

扉の内側には、等身大の鏡がついている。

その鏡は、全体がくすんでいる。

二人のスタッフが、ガラスクリーナーやその他のクリーナーで丁寧に拭いたり、磨いたりしたが、

どうしてもくすみが取れない。

ひとりのスタッフは、どうして?と相当に悩んだ。

もうひとりのスタッフは、はは〜ん、これは立姿をぼかして見るためなんだと勝手に思い込んだ。

それでも、二人は合点がいかないので、よしみじいちゃん見てほしいとのこと。

どれどれと扉を開いた。

なんと、鏡の表面を保護するために張られたフィルムがそのままではないか。

いくら拭いても、磨いてもくすみは取れないはずだ。

2014.8.25 よしみ


くもっている鏡


右側の鏡、上のほうをちょこっとはがしてみたところ、きれいな鏡がのぞきました。



地球も修理できるの?

6月、7月は小学校の社会学習の一環として

毎日、クリーンセンターやリサイクル棟を見学に子ども達が訪れている。

アースの会のスタッフが、案内して説明している。

再生工房では、

「よしみじぃちゃんが、家具を清掃したり、修理しています。その他にもいろいろ修理しています」

と説明したところ、子ども達の中から

「よしみじぃちゃんは地球も修理できるの?」

と聞かれたとのこと。

私は、思わず苦笑いしたが、よくよく考えてみると、とてつもなく大きな質問だ。

後で、6年生の孫に「地球を修理できる人っているだろうか」と聞いてみた。

「地球を修理できるのは、神様しかいないんじゃない」との答え。

今、地球環境は豊かさと、より便利さを求める人々のエゴで、傷つけられている。

一方では、主要な国や自治体、団体、知識人等が

地球温暖化防止、環境保護、ごみ問題の取り組みを展開しているが、

なかなか歯止めは、かかっていないように思う。

かけがえのない地球環境が守られるように、一人一人がそのことに関心を寄せてほしい。

私は、小さな小さな存在だが、いつでもグッドアースキーパー(good earth keeper)だと言う意識を持ちたい。

2014.8.1 よしみ



  

よしみじぃちゃん、きょうもいくつもの家具の修理をしてくれました!!



7月


アースの会との出会い、そして工房の3ヶ月

アースの会のメンバーとの出会いは、去った3月末日のことだった。

3名のスタッフが訪ねて来られ、

粗大ごみとして出された家具類を清掃又は修理して再利用させるため

再生工房をスタートさせているが、

4月からその作業を手伝ってほしいとのこと。

この齢(77歳)になって、仕事の依頼があるとは、まず考えていなかった。

どうして、自分に?と思った。

アースの会については、かりゆし長寿大学で講座を受けたことがあるので、

ごみ減量の啓発活動、ものを再利用する実践講座、

生ごみ処理の啓発活動を行っている市民団体であることは知っていた。

その活動は、私の思いと通ずるものがある。

もの作り、工作、大工仕事が好きである。

まだ、人の役に立てるならと、月35時間程度やりくりしてみようと、okした。

最初工房を案内された時は、格納庫みたいにだだっ広く、

中古家具がポツリポツリ置かれていた。

ちょっと憂鬱な気分になった。

それから3ヶ月、工房はだいぶ明るい雰囲気になり、良くなった。

ヤードからの搬入や市民からの持ち込みも多くなり、展示家具も増え続けている。

人の出入りも多くなり、再利用の希望者も増えている。

活気が出てきた。

4月から6月までの3ヶ月間の家具の再利用は47点、重さにして1,110s。

順調に推移していると思う。

那覇市の主管課の指導、関係課の協力、ごみ処理場の方々の理解と協力、

市民の理解の広まり等で、ごみとして捨てられず、

命長らえる家具達が増えて行くことに、

その家具達と共に喜び感謝している。

2014・7・12 よしみ



今月は31点の再生家具を展示しています。


5月


アースの会に応援団

5月30日はゴミゼロの日、イオン那覇店の広場で、

いろいろなイベントが行われ、多くの人達が訪れた。

アースの会のブースでは、

布ぞうりや裂き織りコースター作りの体験学習に人気があり、

参加した子ども達やお母さん方は、

出来上がった裂き織りコースター等を、笑顔で持ち帰った。

ゴミを出来るだけ出さないようにするライフスタイルが、

一番望ましいことは、頭で分かっていても

実践するのは、なかなか難しいようだ。

廃棄物対策は、根気のいる取組みが必要だと思う。

ゴミとして出された衣類や家具等が、それを必要としている人に再利用されていく。

そういう取り組みも重要だと思う。

今日はスタッフが工夫をこらして作ったパネル展示や作品、実演、体験学習、パフォーマンス等で、

関係者や来場者の皆さんに、より一層理解が深まっていただけたように思う。

使えるものは、とことん使うようにしよう。

これらのイベントを通して、

行政、企業、団体、住民の理解と連携が深まることに期待している。

そして、やがてはアースの会の応援団になってくれる人達が増えてくれる。

そんな気がする。


2014.5.31 よしみ

         

             にぎわうアースの会のブース          「資源化物の飲み物容器の分別の仕方」を
                                      アースの会ゆるキャラ”サイマル君”とスタッフが
                                             みなさんに伝えました。






創意工夫

家具の清掃や修理をしながら、つい昔の生活を思い出した。

昔といっても、6拾数年前のことだ。

私の住んでいる南部は、どこもかしこも焼け野原で、ほんとに何もなかった。

だから、住む家のこと、食べるもの、生活に必要なものは、

自分達で工夫して作るしかなかった。

今は、ものがあふれ、使い捨ての時代だが、

使えるものは工夫して使ってみてほしい。

ものを大切にする心は、資源の有効利用、環境の保全につながる。

このことは、たいていの人が感じていることと思う。

                                  2014、5.16 よしみ




再生工房にオンリーワンのリメイク作品


そのままの状態では、使いものにならないもの、

捨てられても、誰も拾わないもの、

そんなもの達をリメイク出来ないか、

何とか役に立つものに変身させられないか、

遊び心で考えていた。

そのもの達をじーと見つめていたら、

こうしたら面白いものが出来るよと、語りかけてくれた。

さっそく、工作に取り掛かった。

連休明けに、リメイク作品8点を再生工房に搬入した。

スタッフ達は、面白い、面白い、笑える、笑えると喜んでくれた。

みんなの心のうるおいになれば、

うれしい。

                              2014.5.9 よしみ



   



プラザ棟再生工房をいこいの場に


エコマール那覇プラザ棟再生工房のスペースは、元々資源ごみ分別工場だったので、

広々としていて、柱や壁がコンクリート打ちっぱなしになっている。

再生工房の家具展示の壁は、アース会手作りの染め布で飾られ、

いい感じになっている。

もう少し、ほっとする気分になれるような雰囲気にしたいと思った。

おきなわの美しい海、空、自然、風景、人々の営み等の写真や絵画を壁に展示して、

再生工房を訪れた人が、ゆったりした気持ちになれたら、

うれしい。

                               2014、5.2 よしみ